自然すぎるシールエクステ | inborn

自然すぎるシールエクステ | inborn

Salon Information

Salon
ROLLEN /原宿
Hairdresser
深沢健氏 宮本竜志氏
INSTAGRAM
https://www.instagram.com/rollen_official/

美容師になったきっかけ

宮本:
家業が床屋をしていて創業130年なんです。実家の1階がお店という環境だったので生まれた時から決まっていたようなものです。親戚でも姉も母もいとこもみんな美容系なのでそういう家系ですね。

深沢:
ありがちですが、カッコ良くて自由に髪を触れるというところから入りました。ちょうどビューティフルライフで美容師ブームだったりもしたので、これしかないと思ってなりました。

施術で心がけていることは?

宮本:
技術面はもちろん上手いに越したことはないですが、初めてお越しいただいたお客様でも緊張されている方など様々な方がいらっしゃいますので、関係性をどう築き上げてオーダーされたものをきれいに作ってあげられるかだと思っています。技術面の丁寧さはもちろんですが、カウンセリングで過去の施術や悩みをきちんと聞いて解決することで、お客様が満足してまた来ていただけるようにということをいつも考えています。今の時代、上手い美容師さんは多いので上手いは当たり前です。その上での人間関係を大切にしなければ成り立たないと思います。

深沢:
僕も近いですが、お客様との距離感ですね。ライフスタイル、遊びに行く場所、などひっくるめて、その子がどうしたいか、その子がかわいく目を引くことが出来るようになるか、を僕らしいスタイルで作ろうということを考えています。ヘアスタイルについてはいつも挑戦していたいので0か100でもいいので100を目指すという姿勢でいて、決して50で置きにいくことがないようにしています。美容室はお客様にとって特別な場所なので、普段できないことをしてあげるものだと思っています。普通にしないということを心がけています。

エクステについてのこだわり

宮本:
深沢さんはエクステの経験長いですよね。

深沢:
僕は編み込み時代からやっていたので長いですが、今のシールエクステとはちょっと違いますが、昔は外れやすいとかいろいろありましたが、いまはすごく改良されています。こだわりというか当たり前ですが、付ける位置に気を付けて、その上でうちですとカットで地毛とエクステの境目をなくすようになじませる技術があります。

宮本:
エクステというとエクステだけをフューチャーされやすいですが、カラーも重要です。カウンセリングでエクステの色を選んでもらって「これにしましょう」となったうえでそこにカラーをぴったり合わせる、というのも重要な要素ですし、うちのサロンの得意なところだと思います。ほかのサロンから来られたお客様で、動きが自然でなかったり、シャンプーしづらそうな状態で来る方もいるので、そういうところまで最初に説明をしながら扱いやすさまで考えてあげて付けるべきだなと思います。エクステを付けたお客様が友達から褒められて「やってよかった」と思ってもらえるようにしたいと思っています。深沢さんの言うようにカットは大事ですし、あとはスピードですね。効率よく作業してお客様の時間も2時間から2時間半くらいでは収めるように仕上げたいですね。

ホームケアで大切なこと~エクステ編~

宮本:
はじめてエクステした方は「これってどうやって洗うんですか」など不安が多いと思います。お客様には「ロングになったのと同じで根元にシールが付いているだけと思ってください」と伝えています。単純にしっかりと泡立ててもらって、そのうえでシールエクステは油に弱いので洗いのこしがないようにして欲しいです。あとはきちんとサロンのケア商品を使って欲しいですね。強く引っ張らず、濡れているときはやさしく拭いて、乾かすときはしっかりと乾かしてほしい。要点としてはこんな感じです。

深沢:
ヘアセットで常に巻いているようなお客様ですと、特に周期が早いですね。取れないようにして欲しいというのに尽きます。トリートメントは毛先につけてなじませるようにして、とにかく外れないようにしつつケアをするというのが大事ですね。お客様の使っているシャンプーによっては付けた瞬間に外れてしまったなんてことも聞くので、ケア用品はきちんとしたものを使って欲しいですね。